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〘873㌻〙

第1章

1 ハカリヤのネヘミヤの言詞ことば  だい二十ねんキスレウの月󠄃つきわれシユシヤンのみやこにありけるとき

2 わが兄弟きやうだい一人ひとりなるハナニ數󠄄人すうにんものとともにユダよりきたりしかばわれ俘虜人とらはれびと遺󠄃餘のこりなる逃󠄄のがれかへりしユダヤびとことおよびヱルサレムのこととひたづねしに 3 かれわれいひけるは俘虜人とらはれびと遺󠄃餘のこりなるしうないたみおほいなる患難なやみ遭󠄃凌辱はづかしめ遭󠄃又󠄂またヱルサレムの石垣いしがきうち崩󠄃くづされそのもんやけたりと

4 われこのことばきゝすわりて數󠄄日すうじつあひだかなしみ斷食󠄃だんじきてんかみいのりて 5 てんかみヱホバおほいなるおそるべきかみおのれあいおのれ誡命いましめまもものにむかひて契󠄅約けいやくたも恩惠めぐみほどこしたまふもの 6 ねがはくはみゝかたむけひらきてしもべ祈禱いのりきゝいれたまへわれいまなんぢしもべなるイスラエルの子孫ひと〴〵のために日夜にちやなんぢの前󠄃まへいの我儕われらイスラエルの子孫ひと〴〵なんぢにむかひてをかせしつみ懺悔ざんげ誠󠄃まことわれわが父󠄃ちゝいへつみをかせり 7 われらはなんぢにむかひておほいあしことおこななんぢしもべモーセになんぢめいじたまひし誡命いましめをも法度のりをも例規さだめをもまもらざりき 8 請󠄃なんぢしもべモーセにめいじたまひしことばおもひたまへそのことばいはなんぢもしつみをかさばわれなんぢらを國々くに〴〵ちらさん 9 しかれどもなんぢらもしわれにたちかへりわが誡命いましめまもりてこれをおこなはば暇令たとひ逐󠄃おはれゆきててんはてにをるともわれそこより汝等なんぢらをあつめわが住󠄃すまはせんとてえらびしところにきたらしめんと 10 そもそも是等これらものなんぢおほいなる能力ちからつよをもてあがなひたまひしなんぢしもべなんぢのたみなり 11 しゆ請󠄃しもべ祈禱いのりおよびなんぢかしこむことをよろこぶなんぢしもべども祈禱いのりみゝかたむけたまへねがはくは今日けふしもべたすけて此人このひと前󠄃まへ憐憫あはれみさせたまへこのときわれわう酒人さかびとなりき
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第2章

1 こゝにアルタシヤスタわうの二十ねんニサンの月󠄃つきわう前󠄃まへさけのいでしときわれさけをつぎてわうにたてまつれりわれいままでわう前󠄃まへにてうきいろおびしこと有󠄃あらざりき 2 わうわれにいひけるはなんぢ疾病やまひ有󠄃あらざるになにとてかほうきいろおぶるやこれほかならずこゝろうれふる所󠄃ところあるなりとこゝにおいてわれはなはおほいおそれたりしが 3 遂󠄅つひわうまうしてねがはくはわう長壽いのちながかれ先祖せんぞはかたるそのまち荒蕪あるはてそのもんにてやけたればわれいかでかほうきいろおびざるをんやと 4 わうわれにむかひてしからばなんぢなにをなさんとねがふやといひければわれすなはちてんかみいのりて 5 わういひけるはわうもしこれよしとしたまひわれもしなんぢ前󠄃まへめぐみたるものなりせばねがはくはユダにあるわが先祖せんぞはかまちわれ遣󠄃つかはしてわれにこれを建󠄄たて起󠄃おこさしめたまへと〘674㌻〙 6 とき后妃きさきかたはらしをりしがわうわれにいひけるはなんぢ往󠄃ゆきてをるあひだなに程󠄃ほどなるべきや何時いつごろかへりきたるやとわうかくわれ遣󠄃つかはすことをよしとしければわれときさだめてまうせり 7 しかしてわれまたわういひけるはわうもしよしとしたまはば請󠄃河外かはむかふの總󠄂督そうとくたちあたふるふみわれたまかれらをしてわれをユダまで通󠄃とほさしめたまへ 8 またわう山林さんりんまもるアサフにあたふるふみをもたまかれをして殿みやぞくする城󠄃しろもんつくまち石垣いしがきおよびいるべきいへもちふる材木ざいもくわれさづけしめたまへとわがかみわれたすけたまひしによりわうこれをわれゆるせり

9 こゝおいわれ河外かはむかふの總󠄂督そうとくたちいたりてわうふみをこれにわたせりわう軍長ぐんちやう數󠄄人すうにん騎兵きへいをそへてわれ伴󠄃ともなはせたり 10 ときにホロニびとサンバラテおよびアンモニびと奴隸どれいトビヤこれをきイスラエルの子孫ひと〴〵安寧あんねいもとむるひときたれりとておほいうれ 11 われついにヱルサレムにいたりて彼處かしこ三日みつかりけるのち 12 なか起󠄃おきいでたり數󠄄人すうにんものわれに伴󠄃ともなふわれはわがかみがヱルサレムのためになさせんとてわがこゝろいれたまひし所󠄃ところこと何人なにびとにもつげしらせずまたのれる一匹󠄃ぴきけものほかにはけものひきつれざりき 13 われすなはち夜中よなかたちいでたにもん通󠄃とほ龍󠄇たつゐど對面むかひふんもんいたりてヱルサレムの石垣いしがきけみせしにその石垣いしがきくづれをりそのもんすでやけてありき
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14 かくて又󠄂また前󠄃すゝみていづみもんにゆきわういけにいたりしにのれけもの通󠄃とほるべきところなかりき 15 われまたそのうち溪川たにがは沿󠄄そひ進󠄃すゝみのぼりて石垣いしがきめぐりやがかへしてたにもんよりかへりいりぬ 16 しかるに牧伯等つかさたち何處いづく往󠄃ゆきしかなになせしかをしらざりきわれまたいまだこれをユダヤびとにも祭司さいしにもたふとひとにも方伯つかさたちにもそのほか役人やくにんにもつげしらせざりしが

17 遂󠄅つひかれらにいひけるはなんぢらのるごとく我儕われら境遇󠄃ありさまあしくヱルサレムはあれはてそのもんやけたりきた我儕われらヱルサレムの石垣いしがききづきあげてふたゝ凌辱はづかしめをうくることなからんと 18 しかしてわれわがかみよくわれをたすけたまひしことかれらにげまたわうわれかたりし言詞ことばをもつげしらせければ去來いざ起󠄃たちきづかんとみなふるひてこのよきことなさんとす 19 ときにホロニびとサンバラテ、アンモニびと奴隸どれいトビヤおよびアラビヤびとガシムこれをきゝわれらを嘲󠄂あざけり我儕われらあなどりてなんぢ何事なにごとをなすやわう叛󠄃そむかんとするなるかと 20 われすなはちこたへてかれらにてんかみわれらをしてこころざしさせたまはんゆゑそのしもべたる我儕われら起󠄃たちきづくべしされなんぢらはヱルサレムになに分󠄃ぶんもなく權理けんりもなく記念きねんもなしと〘675㌻〙

第3章

1 こゝ祭司さいしをさヱリアシブその兄弟きやうだい祭司さいしたちとともに起󠄃たちひつじもん建󠄄これ聖󠄃別きよめてその扉󠄆とびらまうなほこれ聖󠄃別きよめてハンメアの戌樓やぐらおよぼし又󠄂またハナネルの戌樓やぐらおよぼせり 2 その次󠄄つぎにはヱリコの人々ひと〴〵きづ建󠄄その次󠄄つぎにはイムリのザツクルきづ建󠄄たてたり

3 うをもんはハツセナアの子等こらこれを建󠄄たて構󠄃かまへその扉󠄆とびらまうけてこれ鎖󠄃じやうかんぬきほどこせり 4 その次󠄄つぎにはハツコヅのウリヤのメレモタ修繕つくろひをなしその次󠄄つぎにはメシザベルのベレキヤのメシユラム修繕つくろひをなしその次󠄄つぎにはバアナのザドク修繕つくろひをなし
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5 その次󠄄つぎにはテコア人等ひとたち修繕つくろひをなせりたゞしそのたふとやからはそのしゆ工事こうじ服󠄃ふくせざりき

6 ふるもんはパセアのヨイアダおよびベソデヤのメシユラムこれを修繕つくろ構󠄃かまへその扉󠄆とびらまうけてこれ鎖󠄃じやうかんぬきほどこせり 7 その次󠄄つぎにはギベオンびとメラテヤ、メロノテびとヤドン河外かはむかふの總󠄂督そうとく管轄くわんかつぞくするギベオンとミヅパの人々ひと〴〵など修繕つくろひをなせり 8 その次󠄄つぎにはハルハヤのウジエルなどの金工きんこう修繕つくろひをなしその次󠄄つぎには製香者かをりづくりハナニヤなど修繕つくろひをなしヱルサレムをかたうして石垣いしがきひろところにまでおよべり 9 その次󠄄つぎにはエルサレムのぐん半󠄃なかば知事つかさホルのレパヤ修繕つくろひをなせり 10 その次󠄄つぎにはハルマフのヱダヤおのれいへ相對あひむかところ修繕つくろへりその次󠄄つぎにはハシヤブニヤのハツトシ修繕つくろひをなせり 11 ハリムのマルキヤおよびバハテモアブのハシユブも一方いつぱう修繕つくろひまたかまど戍樓やぐら修繕つくろへり 12 その次󠄄つぎにはヱルサレムのぐん半󠄃なかば知事つかさハロヘシのシヤルムその女子等むすめどもとともに修繕つくろひをなせり

13 たにもんはハヌン、ザノアのたみともこれ修繕つくろこれ建󠄄たてなほしてその扉󠄆とびらまうこれ鎖󠄃じやうかんぬきほどこしまたふんもんまでの石垣いしがきせんキユビトを修繕つくろへ

14 ふんもんはベテハケレムのぐん半󠄃なかば知事つかさレカブのマルキヤこれを修繕つくろこれ建󠄄たてなほしてその扉󠄆とびらまうこれ鎖󠄃じやうかんぬきほどこせり

15 いづみもんはミヅパのぐん知事つかさコロホゼのシヤルンこれを修繕つくろこれ建󠄄たてなほして覆󠄄おほひその扉󠄆とびらまうこれ鎖󠄃じやうかんぬきほどこしまたわうその邊󠄎ほとりなるシラのいけ沿󠄄そへ石垣いしがき修繕つくろひてダビデのまちよりくだるところの階級きざはしにまでおよぼせり 16 そのあとにはベテズルのぐん半󠄃なかば知事つかさアズブクのネヘミヤ修繕つくろひをなしてダビデのはかむかところにまでおよぼしほりいけいた勇󠄃士ますらをいたれり〘676㌻〙 17 そのあとにはバニのレホムなどのレビびと修繕つくろひをなしその次󠄄つぎにはケイラのぐん半󠄃なかば知事つかさハシヤビヤそのぐんため修繕つくろひをなせり
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18 そのあとにはケイラのぐん半󠄃なかば知事つかさヘナダデのバワイなどいふその兄弟きやうだい修繕つくろひをなし 19 その次󠄄つぎにはヱシユアのミヅパの知事つかさエゼル石垣いしがきまがりにある武器庫ぶきぐらのぼ所󠄃ところむかへる部分󠄃ぶぶん修繕つくろ 20 そのあとにはザバイのバルクちからつくして石垣いしがきまがりより祭司さいしをさエリアシブのいへかどまでの部分󠄃ぶぶん修繕つくろ 21 その次󠄄つぎにはハツコヅのウリヤのメレモテ、エリアシブのいへかどよりエジアシブのいへはてまでの部分󠄃ぶぶん修繕つくろ 22 その次󠄄つぎには窪地くぼちひとなる祭司さいしたち修繕つくろひをなし 23 その次󠄄つぎにはベニヤミンおよびハシユブおのれいへあひむかところ修繕つくろその次󠄄つぎにはアナニヤのマアセヤのアザリヤおのれいへ近󠄃ちかところ修繕つくろ 24 その次󠄄つぎにはヘナダデのビンヌイ、アザリヤのいへより石垣いしがきまがりかどまでの部分󠄃ぶぶん修繕つくろへり 25 ウザイのパラルは石垣いしがきまがりむかところおよびわうかみいへよりそびいでたる戍樓やぐらむかところ修繕つくろへこれ侍衛󠄅じゑいちやう近󠄃ちかその次󠄄つぎにはパロシのペダヤ修繕つくろひをなせり 26 ときにネテニびとオペルに住󠄃すみをりてひがしかたみづもんむかところおよびそびいでたる戍樓やぐらむかところまでおよべり 27 その次󠄄つぎにはテコアびとそびえいでたるおほ戍樓やぐらむかふところの部分󠄃ぶぶん修繕つくろひてオペルの石垣いしがきおよぼせり

28 むまもんよりかみ祭司さいしどもおのおのそのおのれいへ相對あひむかところ修繕つくろへ 29 その次󠄄つぎにはインメルのザドクおのれいへ相對あひむかところ修繕つくろその次󠄄つぎにはシカニヤのシマヤといふひがしもんまももの修繕つくろひをなし 30 その次󠄄つぎにはシレミヤのハナニヤおよびザラフのだい六のハヌン一方いつぱう修繕つくろひそのあとにはベレキヤのメシユラムおのれしつ相對あひむかところ修繕つくろへり 31 その次󠄄つぎには金工きんこう一人ひとりマルキヤといふものハンミフカデのもん相對あひむかところ修繕つくろひてすみ昇口のぼりぐちいたりネテニびとおよび商人あきうどいへおよぼせり 32 またすみ昇口のぼりぐちひつじもんあひだ金工きんこうおよび商人あきうどこれを修繕つくろへり

第4章

1 こゝにサンバラテわれらが石垣いしがききづくをきゝいかおほいいきどほりてユダヤびとのゝしれり 2 すなはかれその兄弟きやうだいどもおよびサマリアの軍兵ぐんぴやう前󠄃まへかたりてこれ軟弱󠄃よわ〳〵しきユダヤびとなになすみづかつよくせんとするか獻祭まつりをなさんとするか一日いちにちこと終󠄃をへんとするか塵堆ちりづかなかいし旣󠄁すでやけたるにこれとりいだしていかさんとするかと
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3 ときにアンモニびとトビヤそのかたはらにありてまたかれらのきづ石垣いしがききつねのぼるもくづるべしと〘677㌻〙 4 われらのかみきゝたまへわれらはあなどらるねがはくはかれらのいだ凌辱はづかしめをそのかうべかへかれらを他國たこくとらはれしめかすめられしめたまへ 5 かれらのとがおほひたまふなかかれらのつみなんぢ前󠄃まへより消󠄃きえさらしめたまはざれかれきづき建󠄄たつるもの前󠄃まへにてなんぢいかりひきおこしたればなり 6 かくわれら石垣いしがききづきけるが石垣いしがきはみなすであひ連󠄃つらなりてそのたかさの半󠄃なかばにまでおよべりたみこゝろをこめて操作はたらきたればなり

7 しかるにサンバラテ、トビヤ、アラビヤびとアンモニびとアシドド人等びとなどヱルサレムの石垣いしがき改修つくろはその破壞やぶれ次󠄄第しだいふさがるときゝおほいいか 8 みなともにあひむすびてヱルサレムにせめきたらんとしそのなか擾亂みだれをおこさんとせり 9 こゝにおいてわれかみ祈禱いのりをなしかれらのために日夜にちや守望󠄇まもるものおきこれそな 10 ユダびといへ負󠄅ものちから衰󠄄おとろへしがうへ灰󠄃はひつちおびただしくしてわれ石垣いしがききづくことあたはずと 11 われらのてきいへ彼等かれらしらずまたざるわれそのなかこれころしてその工事こうじとゞめんと 12 又󠄂またかれらの邊󠄎ほとり住󠄃すめるユダヤびときたときわれらにつげなんぢわれらの所󠄃ところかへらざるべからずとそのこと十次󠄄とたびにもおよべり 13 これよりわれ石垣いしがきうしろ顯露あらはなるひくところたみつるぎやりまたはゆみもたせてその宗族やからにしたがひてこれをそなふ 14 われめぐり起󠄃たちたふと人々ひと〴〵および牧伯等つかさたちならびにそのほかたみつげなんぢ彼等かれらのためにおそるるなかしゆおほいにしておそるべきをおもなんぢらの兄弟きやうだいのため男子むすこ女子むすめのためつまおよびいへのためにたゝかへよと

15 われらのてきおのがことわれらにしられたるをききておのが謀計はかりごとかみやぶられたるをきゝしによりてわれみな石垣いしがきかへ各々おの〳〵その工事こうじをなせり
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16 其時そのときよりのちわがしもべ半󠄃なかば工事こうじ操作はたら半󠄃なかばやりたてゆみなどをもちよろひつけたり牧伯等つかさたちはユダの全󠄃家ぜんかうしろにありき 17 石垣いしがききづものおよび負󠄅ひはこぶもの各々おの〳〵片手かたてもて工事こうじ片手かたて武器ぶきとれ 18 きづき建󠄄たつるものはおのおのその腰󠄃こしつるぎおびきづ建󠄄又󠄂また喇叭らつぱものわがかたはらにあり 19 われたふと人々ひと〴〵および牧伯等つかさたちならびにそのほかたみつげこの工事こうじおほいにしてひろければ我儕われら石垣いしがきにありて彼此たがひあひはなるること遠󠄄とほ 20 何處いづくにもあれなんぢ喇叭らつぱ音󠄃のきこゆるをきか其處そこはせあつまりてわれらにわれらのかみわれらのためにたゝかひたまふべしと

21 われかくして工事こうじをなしけるが半󠄃なかばもの東雲しののめいづるよりほしあらはるるまでやりもちをれり 22 當時そのときわれまたたみいへらくみなおのおのそのしもべとともにヱルサレムのうち宿やどよるわれらの防守まもりとなりひる工事こうじをつとむべしと〘678㌻〙 23 しかしてわれもわが兄弟きやうだいたちもわがしもべわれしたがふ防守まもり人々ひと〴〵もその衣服󠄃ころもぬがみづ汲󠄂くみいづるにもみな武器ぶきれり

第5章

1 こゝたみそのつまとともにその兄弟きやうだいなるユダヤびとにむかひておほいさけべり 2 あるひと我儕われらおよびわれらの男子むすこ女子むすめおほわれ穀物こくもつ食󠄃くらふていきざるべからず 3 あるひとわれらはわれらの田畑たはた葡萄園ぶだうぞのおよびいへをもしちとなすなり旣󠄁すで饑󠄃うゑ迫󠄃せまればわれらに穀物こくもつさせよ 4 あるひわれらはわれらの田畝たはたおよび葡萄園ぶだうぞのをもてかねかりわう租税そぜい納󠄃をさ 5 されわれらの肉󠄁にくわれらの兄弟きやうだい肉󠄁にくおなじくわれらの子女こどもかれらの子女こどもおなわれらは男子むすこ女子むすめひと伏從したがはせて奴隸どれいとなすわれらの女子むすめうちすでにひと伏從したがはせしものもあり如何いかにとも方法すべなしわれらの田畝たはたおよび葡萄園ぶだうぞのほかひと有󠄃ものとなりたればなりと

6 われかれらのさけびおよび是等これらことばきゝおほいいかれり 7 こゝにおいてわれこゝろおもはかたふと人々ひと〴〵および牧伯等つかさたちせめてこれにいひけるはなんぢらは各々おの〳〵その兄弟きやうだいよりそくるなりとしかしてわれかれらのことにつきて大會たいくわいひら 8 かれらにいひけるはわれらは異邦󠄆人ことくにびとうられたるわれらの兄弟きやうだいユダヤびとわれらのちからにしたがひてあがなへりしかるにまた汝等なんぢらおのれ兄弟きやうだいうらんとするやいかでこれをわれらのうらるべけんやとかれらはもくしてことばなかりき
 879㌻ 
9 われまたいひけるはなんぢらのすところよからずなんぢらはわれらのてきたる異邦󠄆人ことくにびと誹謗そしりをおもひて我儕われらかみおそれつつことをなすべきにあらずや 10 われもわが兄弟きやうだいおよびしもべどもおなじくかね穀物こくもつとをかし利息りそくとることをなすねがはくはわれらこの利息りそくやめ 11 請󠄃なんぢ今日けふにもかれらの田畝たはた葡萄園ぶだうぞの橄欖かんらんぞのおよびいへかれらに還󠄃かへしまたかれらにかしあたへてかね穀物こくもつおよびさけあぶらなどの百分󠄃ぶんの一をることをやめよと 12 かれすなはいひけるはわれこれ還󠄃かへすべしかれらになにをも要󠄃もとめざらんなんぢいへるごとくわれしかなすべしとこゝおいわれ祭司さいしかれらをしてこのことばのごとくおこなふといふちかひたてしめたり 13 しかしてわれわが胸懷ふところうちはらひてこのことばおこなはざるものをばねがはくはかみかくのごとくすべうちはらひてそのいへおよびそのげふはなれさせたまへすなはちそのひとかくうちはらはれて空󠄃むなしくなれかしととき會衆くわいしうみなアーメンといひてヱホバを讃美さんびせりしかしてたみはこのことばのごとくにおこなへり〘679㌻〙

14 かつまたがユダの總󠄂督そうとくにんぜられしときよりすなはちアルタシヤスタわうの二十ねんより三十二ねんまで十二ねんあひだわれもわが兄弟きやうだい總󠄂督そうとくうくべき祿ろく食󠄃はまざりき 15 わが以前󠄃さきにありしもと總󠄂督そうとくたちたみ重荷おもに負󠄅おはせてパンとさけとをこれよりそのほかにまたぎん四十シケルをれりしかのみならずそのしもべどもまたたみ壓󠄂あつせりされどもわれかみおそるるによりしかせざりき 16 われかへつてこの石垣いしがき工事こうじゆだ我儕われらなにでんをもかひしことわれしもべみなかしこにあつまりて工事こうじをなせり 17 かつまたわれせきにはユダヤびとおよび牧伯等つかさたち百五十にんありそのほかにまたわれらの周󠄃圍󠄃まはり異邦󠄆人ことくにびとうちよりわれらにきたれる者等ものどももありき 18 こゝをもて一にちうし匹󠄃ぴきこえたるひつじ匹󠄃ぴきそなまたにはとりをも許多あまたそな十日とをか一回ひとたび種々さま〴〵さけおほそなへたりかくありしかどもこのたみつとめおもきによりわれ總󠄂督そうとくくべき祿ろく要󠄃もとめざりき
 880㌻ 
19 わがかみこのたみのためになせ一切すべてことおも仁慈いつくしみをもてわれをあしらひたま

第6章

1 サンバラテ、トビヤおよびアラビヤびとガシムならびにそのほかわれらのてき石垣いしがききづ終󠄃をはりてひとつ破壞やぶれ遺󠄃のこらずときけり(されどそのときいまもん扉󠄆とびらまうけざりしなり) 2 こゝにおいてサンバラテとガシムわれいひつかはしけるはきたわれらオノの平󠄃野ひらのなるそれむらにて相會あひくわいせんとそのじつわれ害󠄅がいせんとおもひしなり 3 われすなはち使󠄃者つかひかれらに遣󠄃つかはしていへらくわれおほいなる工事こうじをなしればくだりゆくことをずなんぞ工事こうじはななんぢらの所󠄃ところくだりゆきてそのあひだ工事こうじやすますべけんやと 4 かれ四次󠄄よたびまでかくのごとくわれ言遣󠄃いひつかはしけるがわれ何時いつもかくのごとくこれこたへたり 5 こゝにおいてサンバラテまた五次󠄄いつたびにそのしもべ前󠄃さきのごとくわれ遣󠄃つかはせりそのにはふうぜざるふみたづさふ 6 その文󠄃ぶんいは國々くに〴〵にていひつたふガシムもまたしかいふなんぢはユダヤびととともに叛󠄃そむかんとしてこれがために石垣いしがききづけりしかしてなんぢはそのわうとならんとすとそのいふところ`かくのごとし 7 またなんぢ預言者よげんしやまうけてなんぢことをヱルサレムにのべしめユダにわうありといはしむといひつたおそらくはそのことこのことばのごとくわうきこえんされなんぢいまきたわれともあひはからんと 8 われすなはちかれいひつかはしけるはなんぢいへるごときことなせことなしたゞなんぢこれおのれこゝろよりつくりいだせるなりと 9 かれらはみなわれらをおそれしめんとせりかれおもへらくかくなさばかれ弱󠄃よわりて工事こうじやむべければ工事こうじ成󠄃ならざるべしといまねがはくはわがつよくしたまへ〘680㌻〙

10 かくてのちわれメヘタベルのデラヤのシマヤのいへ往󠄃ゆきしにかれとぢこもりいへらくわれかみいへいたりて神殿しんでんうち相會あひくわい神殿しんでんとぢおかんかれなんぢころさんとてきたるべければなりかならのうちになんぢころさんとてきたるべしと
 881㌻ 
11 われいひけるはわがごときひといかで逃󠄄にぐべけんやわがごときにしてたれ神殿しんでんいり生命いのち全󠄃まつたうすることをんやわれいらじと 12 われさとれるにかみかれを遣󠄃つかはしたまひしにあらかれわれにむかひてこの預言よげんときしはトビヤとサンバラテかれ賄賂まひなひしたればなり 13 かれ賄賂まひなひせしは此事このことのためなりすなはわれをしておそれてしかなしてつみをかさしめあしわれ負󠄅おはするたねわれはづかしめんとてなりき 14 わがかみよトビヤ、サンバラテおよびをんな預言者よげんしやノアデヤならびにそのほか預言者よげんしやなどすべわれおそれしめんとする者等ものどもおぼえてその行爲わざむくいをなしたまへ

15 石垣いしがきは五十二にちてエルルの月󠄃つきの二十五にち成󠄃就じやうじゆせり 16 われらのてきみなこれをきゝければわれらの周󠄃圍󠄃まはり異邦󠄆人ことくにびとすべおそおほい面目めんぼくをうしなへり彼等かれらこの工事こうじわれらのかみなしたまひしものなりとさとりたればなり 17 そのころユダのたふと人々ひと〴〵しばしばふみをトビヤにおくれりトビヤのふみもまたかれらにきたれり 18 トビヤはアラのシカニヤの婿むこなるをもてユダのうちかれちかひむすべるものおほかりしがゆゑなりトビヤのヨハナンもまたベレキヤのメシユラムの女子むすめつまめとりたり 19 かれらはトビヤの善行よきおこなひわが前󠄃まへかたりまたわがことばかれ通󠄃つうぜりトビヤはつねふみをおくりてわれおそれしめんとせり

第7章

1 石垣いしがききづ扉󠄆とびらまうもんまももの謳歌者うたうたふものおよびレビびとたつるにおよびて 2 われわが兄弟きやうだいハナニおよび城󠄃しろつかさハナニヤをしてヱルサレムををさめしむかれ忠信まめやかなるひとにして衆多おほくものまさりてかみおそるるものなり 3 われかれらにあつくなるまではヱルサレムのもん啓󠄃ひらくべからず人々ひと〴〵たちまもりをるあひだもんとぢさせてなんぢらこれをかたうせよなんぢらヱルサレムのたみ番兵ばんぺいたて各々おの〳〵にその所󠄃ところまもらしめ各々おの〳〵にそのいへ相對あひむかところまもらしめよと 4 まちひとくしておほいなりしかどもそのうちたみすくなくしていへいま建󠄄たてざりき
 882㌻ 

5 わがかみはわがこゝろたふと人々ひと〴〵牧伯等つかさたちおよびたみあつめてその簿󠄃ふみをしらぶる思念おもひ起󠄃おこさしめたまへりわれ最先いやさきのぼきたりし者等ものども系圖󠄃けいづふみみるにそのなかかきしるしていは 6 往󠄃昔むかしバビロンのわうネブカデネザルにとらへられバビロンに遷󠄇うつされたるもののうち俘囚とらはれをゆるされてヱルサレムおよびユダにのぼりおのおのおのれまちかへりしこのしうものごと〘681㌻〙 7 これみなゼルバベル、ヱシユア、ネヘミヤ、アザリヤ、ラアミヤ、ナハマニ、モルデカイ、ビルシヤン、ミスペレテ、ビグワイ、ネホム、バアナしたがきたれり  そのイスラエルのたみひと數󠄄かずかくのごとし

8 パロシの子孫しそんせんひゃく七十二にん 9 シパテヤの子孫しそんびやく七十二にん 10 アラの子孫しそんぴやく五十二にん 11 ヱシユアとヨアブのやからたるパハテモアブの子孫しそんせんぴやく十八にん 12 エラムの子孫しそんせんひやく五十四にん 13 ザツトの子孫しそんぴやく四十五にん 14 ザツカイの子孫しそんひやく六十にん 15 ビンヌイの子孫しそんぴやく四十八にん 16 ベバイの子孫しそんぴやく二十八にん 17 アズガデの子孫しそんせんびやく二十二にん 18 アドニカムの子孫しそんぴやく六十七にん 19 ビグワイの子孫しそんせん六十七にん 20 アデンの子孫しそんぴやく五十五にん 21 ヒゼキヤのいへのアテルの子孫しそん九十八にん 22 ハシユムの子孫しそんびやく二十八にん 23 ベザイの子孫しそんびやく二十四にん 24 ハリフの子孫しそんひやく十二にん 25 ギベオンの子孫しそん九十五にん 26 ベテレヘムおよびネトパのひとひやく八十八にん 27 アナトテのひとひやく二十八にん 28 ベテアズマウテのひと四十二にん 29 キリアテヤリム、ケピラおよびベエロテのひとひやく四十三にん 30 ラマおよびゲバのひとぴやく二十一にん 31 ミクマシのひとひやく二十二にん 32 ベテルおよびアイのひとひやく二十三にん 33 ほかのネボのひと五十二にん 34 ほかのエラムのたみせん二一ひやく五十四にん 35 ハリムのたみびやく二十にん 36 ヱリコのたみびやく四十五にん 37 ロド、ハデデおよびオノのたみひやく二十一にん 38 セナアの子孫しそんぜんひやく三十にん

39 祭司さいしはヱシユアのいへのヱダヤの子孫しそんひやく七十三にん 40 インメルの子孫しそんせん五十二にん 41 パシユルの子孫しそんせんひやく四十七にん
 883㌻ 
42 ハリムの子孫しそんせん十七にん

43 レビびとはホデワの子等こどもヱシユアとカデミエルの子孫しそん七十四にん 44 謳歌者うたうたふものはアサフの子孫しそんひやく四十八にん 45 もんまもものはシヤルムの子孫しそんアテルの子孫しそんタルモンの子孫しそんアツクブの子孫しそんハテタの子孫しそんシヨバイの子孫しそんひやく三十八にん

46 ネテニにんはジハの子孫しそんハスパの子孫しそんタバオテの子孫しそん 47 ケロスの子孫しそんシアの子孫しそんパドンの子孫しそん 48 レバナの子孫しそんハガバの子孫しそんサルマイの子孫しそん 49 ハナンの子孫しそんギデルの子孫しそんガハルの子孫しそん 50 レアヤの子孫しそんレヂンの子孫しそんネコダの子孫しそん 51 ガザムの子孫しそんウザの子孫しそんパセアの子孫しそん 52 ベサイの子孫しそんメウニムの子孫しそんネフセシムの子孫しそん 53 バクブクの子孫しそんハクパの子孫しそんハルホルの子孫しそん〘682㌻〙 54 バヅリテの子孫しそんメヒダの子孫しそんハルシヤの子孫しそん 55 バルコスの子孫しそんシセラの子孫しそんテマの子孫しそん 56 ネヂアの子孫しそんハテパの子孫しそんとうなり

57 ソロモンのしもべたりし者等ものども子孫しそんすなはちソタイの子孫しそんソペレテの子孫しそんペリダの子孫しそん 58 ヤアラの子孫しそんダルコンの子孫しそんギデルの子孫しそん 59 シパテヤの子孫しそんハツテルの子孫しそんポケレテハツゼバイムの子孫しそんアモンの子孫しそん 60 ネテニびととソロモンのしもべたりし者等ものども子孫しそんとはあはせせて三びやく九十二にん

61 またテルメラ、テルハレサ、ケルブ、アドンおよびインメルよりのぼきたれるものありしがその宗家そうけとその血統ちすぢとをしめしてイスラエルのものなるをあきらかにすることをざりき 62 これすなはちデラヤの子孫しそんトビヤの子孫しそんネコダの子孫しそんにしてあはせて六ぴやく四十二にん 63 祭司さいしうちにホバヤの子孫しそんハツコヅの子孫しそんバルジライの子孫しそんありバルジライはギレアデびとバルジライのむすめつまめとりてそのなのりしなり 64 是等これらもの系圖󠄃けいづのれ者等ものどもうちにそのせき尋󠄃たづねたれどもあらざりき是故このゆえけがれたるものとして祭司さいしうちよりのぞかれたり 65 テルシヤタすなはこれつげてウリムとトンミムをおぶ祭司さいしおこるまでは至聖󠄃物いときよきもの食󠄃くらふべからずといへ
 884㌻ 

66 會衆くわいしうあはせて四まんせんびやく六十にん 67 このほかにそのしもべしもめせんびやく三十七にん謳歌うたうたふ男女をとこをんなひやく四十五にんあり 68 そのむまひやく三十六匹󠄃ぴきそのひやく四十五匹󠄃ひき 69 駱駝らくだひやく三十五匹󠄃ひき驢馬ろばせんひやく二十匹󠄃ぴき

70 宗家そうけちやううち工事こうじのためにもの納󠄃をさめし人々ひと〴〵ありテルシヤタはきんせんダリクはち五十 祭司さいし衣服󠄃ころもひやく三十襲󠄂かさねほどこしてくら納󠄃をさ 71 また宗家そうけちやう數󠄄人すうにんきんまんダリクぎんせんひやくぎん工事こうじのためにくら納󠄃をさ 72 そのほかたみ納󠄃をさめしものきんまんダリクぎんせんぎん祭司さいし衣服󠄃ころも六十七襲󠄂かさねなりき

73 かくて祭司さいしレビびともんまももの謳歌者うたうたふもの民等たみどもネテニびとおよびイスラエルびとすべてその邑々まち〳〵住󠄃すめり  イスラエルの子孫ひと〴〵かくてその邑々まち〳〵住󠄃みをりて七月󠄃ぐわつにいたりぬ

第8章

1 こゝたみみな一人いちにんのごとくになりてみづもん前󠄃まへなるひろあつま學士がくしエズラに請󠄃こひてヱホバのイスラエルにめいじたまひしモーセの律法おきてふみたづさへきたらんことをもとめたり 2 このすなはち七月󠄃ぐわつにち祭司さいしエズラ律法おきてたづさきたりてそのあつまりをる男女をとこをんなおよびすべきゝさとることをるところの人々ひと〴〵前󠄃まへいた 3 みづもん前󠄃まへなるひろにて曙󠄃あけぼのよりなかまで男女をとこをんなおよびさと者等ものども前󠄃まへにこれをめりたみみな律法おきてふみみゝかたむ〘683㌻〙 4 學士がくしエズラこのことのためにかねまうけたるだいうへたちたりしがそのかたはらにはみぎほうにマツタテヤ、シマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤおよびマアセヤたちをりかたにペダヤ、ミサエル、マルキヤ、ハシユム、ハシバダナ、ゼカリヤおよびメシユラムたちをる 5 エズラ一切すべてたみ前󠄃まへにそのふみひらけり(かれ一切すべてたみよりたかきところにたちたり)かれがひらきたるときたみみな起󠄃たちあがれり 6 エズラすなはち大神おほかみヱホバをしゆくしければたみみなそのあげこたへてアーメン、アーメンとかうべ俯伏ひれふしてヱホバををがめり 7 ヱシユア、バニ、セレビヤ、ヤミン、アツクブ、シヤベタイ、ホデヤ、マアセヤ、ケリタ、アザリヤ、ヨザバテ、ハナン、ペラヤおよびレビびとたみ律法おきてさとらしめたりたみはその所󠄃ところたちをる
 885㌻ 
8 彼等かれらそのふみつきかみ律法おきてほがらかにかつそのこゝろときあかしてそのよむところをこれさとらしむ

9 ときにテルシヤタたるネヘミヤ祭司さいしたる學士がくしエズラおよびたみをしふるレビびと一切すべてたみにむかひてこのなんぢらのかみヱホバの聖󠄃きよきなりなげくなかれなくなかれといへたみみな律法おきてことばきゝなきたればなり 10 しかしてかれらにいひけるはなんぢさりこえたるもの食󠄃くらあまものしかしてそのそなへをなしざるものこれ分󠄃わかちおくれこのわれらのしゆ聖󠄃きよきなりなんぢうれふることをせざれヱホバをよろこことなんぢらのちからなるぞかしと 11 レビびとまた一切すべてたみしづかめてなんぢもくせよこの聖󠄃きよきぞかしうれふるなかれと 12 一切すべてたみすなはちりて食󠄃くらひかつ又󠄂またひと分󠄃わかちおくりておほいなる喜悅よろこびをなせりはそのよむきかされしことばさとりしがゆゑなり

13 その翌󠄃日よくじつ一切すべてたみ族長ぞくちやうたち祭司さいしおよびレビびと律法おきてことばまなばんとて學士がくしエズラのもとあつまきた 14 律法おきてるにヱホバのモーセによりてめいじたまひし所󠄃ところしるしていはく七月󠄃ぐわつ節󠄄會せちゑにはイスラエルの子孫ひと〴〵茅廬かりほるべしと 15 又󠄂またいは一切すべて邑々まち〳〵およびヱルサレムにふれつたへていふべしなんぢやまいでゆき橄欖かんらんえだあぶらえだ烏拈もちえだ棕櫚しゆろえだおよびしげれるえだとりきたりてしるされたるごとくに茅廬かりほ造󠄃つくれと 16 こゝにおいてたみいでゆきてこれとりきたり各々おの〳〵そのいへ屋背やねうへあるひはその庭󠄄にはあるひはかみいへ庭󠄄にはあるひはみづもんひろあるひはエフライムのもんひろ茅廬かりほ造󠄃つくれり 17 とらはれゆきてかへきたりし會衆くわいしうみなかく茅廬かりほ造󠄃つくりて茅廬かりほをれりヌンのヨシユアのよりかのまでにイスラエルの子孫ひと〴〵かくおこなひしことなしこゝをもてその喜悅よろこびはなはだおほいなりき〘684㌻〙 18 はじめより終󠄃をはりまでエズラ日々ひごとかみ律法おきてふみよめ人衆ひと〴〵七日なぬかあひだ節󠄄筵いはひをおこなひ第八日やうかめにいたりれいにしたがひて聖󠄃せいくわいひらけり
 886㌻ 

第9章

1 その月󠄃つきの二十四にイスラエルの子孫ひと〴〵あつまりて斷食󠄃だんじき麻󠄃布あさぬの纒󠄂まとつちかむれり 2 イスラエルのすゑたるもの一切すべて異邦󠄆人ことくにびととはなれしかしてたちおのれつみ先祖せんぞとがとを懺悔ざんげ 3 みなおのおのがそのところたちてこのの四分󠄃ぶんの一をもてそのかみヱホバの律法おきてふみほかの四分󠄃ぶんの一をもて懺悔ざんげをなしそのかみヱホバををがめり 4 ときにヱシユア、バニ、カデミエル、シバニヤ、ブンニ、セレビヤ、バニ、ケナニレビびとだいおほごゑあげてそのかみヱホバによばはれり

5 かくてまたヱシユア、カデミエル、バニ、ハシヤブニヤ、セレビヤ、ホデヤ、セバニヤ、ペタヒヤなどのレビびといひけらくなんぢ起󠄃たちあがり永遠󠄄えいゑんより永遠󠄄えいゑんにわたりていまなんぢらのかみヱホバをほめなんぢ尊󠄅たふと御名みなほむべきかなこれ一切すべてほめにもあがめにも遠󠄄とほこゆるなり 6 なんぢたゞなんぢのみヱホバにましますなんぢてんしよてんてんおよびそのばんざうとそのうへ一切すべてものならびにうみとそのなか一切すべてもの造󠄃つくこれをことごとく保存たもたせたまふなりてんぐんなんぢをはい 7 なんぢはヱホバかみにましますなんぢ在昔むかしアブラムをえらみてカルデヤのウルよりこれ導󠄃みちびきいだしアブラハムといふをこれにつけ 8 そのこゝろなんぢ前󠄃まへ忠信まめやかなるをそなはしこれ契󠄅約けいやくたててカナンびとヘテびとアモリびとペリジびとヱブスびとおよびギルガシびとをこれにあたへその子孫しそんさづけんとのたまひて終󠄃つひなんぢことば成󠄃なしたまへりなんぢまことたゞ

9 なんぢわれらの先祖せんぞがエジプトにて艱難なやみうくるをかんがみその紅海こうかい邊󠄎ほとりにてよばはりさけぶをきゝいれ 10 異兆󠄃しるし奇蹟きせきとをあらはしてパロとその諸臣しよしんとそのくに庶民もろもろのたみとをせめたまへりそはかれらはほこりてわれらの先祖せんぞたちせめしことをしりたまへばなりしかしてなんぢあげたまへることなほ今日こんにちのごとし
 887㌻ 
11 なんぢはまたかれらの前󠄃まへにあたりてうみ分󠄃わかかれらをしてかわけるふみうみなか通󠄃とほらしめかれらを追󠄃ものをばいし大水おほみづなげいるるごとくにふちなげいれたまひ 12 またひるくも柱󠄃はしらをもてかれらを導󠄃みちびよる柱󠄃はしらをもてその往󠄃ゆくべきみちてらしたまひき 13 なんぢはまたシナイざんうへ降󠄄くだてんよりかれらとものいたゞしき例規さだめおよび眞󠄃まこと律法おきて法度のりおよび誡命いましめこれさづ 14 なんぢ聖󠄃せい安息日あんそくにちこれしめなんぢしもべモーセのによりて誡命いましめ法度のり律法おきてこれめい〘685㌻〙 15 てんより食󠄃物くひものこれあたへてその餓󠄃うゑをとどめいはよりみづこれがためにいだしてそのかわきうるほかつこのくにをなんぢらにあたへんとあげちかたまひしそのくにいりこれをべきことをかれらにめいじたまへり

16 しかるに彼等かれらすなはちわれらの先祖せんぞみづからほこりそのうなじこはくしてなんぢ誡命いましめきゝしたがはず 17 きゝしたがふことを拒󠄃こばまたなんぢがそのなかにておこなひたまひし奇蹟きせきおもはず還󠄃かへつてそのうなじこはくしもとりてみづか一人ひとり首領かしらたててその奴隸どれいたりしところかへらんとせりしかりといへどなんぢつみゆるかみにして恩惠めぐみあり憐憫あはれみありいかること遲󠄃おそ慈悲あはれみあつくましましてかれらをすてたまはざりき 18 またかれみづか一箇ひとつこうし造󠄃つくりてこれなんぢをエジプトより導󠄃みちびのぼりしなんぢかみなりといひおほい震怒いかりをひきおこすことおこなひしときにすら 19 なんぢ重々かさねがさね憐憫あはれみたれかれらを荒野あれのすてたまはずひるくも柱󠄃はしらそのうへはなれずしてこれ途󠄃みち導󠄃みちびよる柱󠄃はしらはなれずしてこれてらしそのゆくべきみちしめしたりき 20 なんぢはまたなんぢよきみたまたまひてかれらををしなんぢのマナをつねかれらのくちにあたへまたみづかれらにあたへてそのかわきをとどめ 21 四十ねんあひだかれらを荒野あれの養󠄄やしなひたまたればかれらはなにかく所󠄃ところもなくその衣服󠄃ころもふるびずそのあしはれざりき 22 しかしてなんぢ諸國しよこく諸民しよみんかれらにあたへてこれ各々おの〳〵分󠄃わかとらしめたまへりかれらはシホンのヘシボンのわうおよびバシヤンのわうオグのたり
 888㌻ 
23 かくてまたなんぢかれらの子孫しそんまし空󠄃そらほしのごなくならしめ前󠄃さきにその先祖せんぞたちいりよとのたまひたるこれ導󠄃みちびきいりたまひしかば 24 すなはちその子孫しそんいりてこのたりかくなんぢこのにすめるカナンびとをかれらの前󠄃まへうちせその王等わうたちおよびそのくにたみをかれらのわたしてこゝろのままにこれあつかはしめたまひき 25 かゝりしかばかれ堅固けんごなる邑々まち〳〵および膏腴󠄂ゆたかなる各種もろ〳〵よきものみついへ鑿井ほりゐど葡萄園ぶだうぞの橄欖かんらんぞのおよび許多あまたくだものすなははち食󠄃くらひて飽󠄄肥太こえふとりなんぢおほいなる恩惠めぐみうるほひてたのしみたりしが

26 なほもとりてなんぢ叛󠄃そむなんぢ律法おきてうしろ抛擲なげうおのれいましめてなんぢかへらせんとしたる預言者よげんしやたちころおほい震怒いかりひきおこすことおこなへり 27 これよりなんぢかれらをそのてきわたしてくるしめさせたまひしがかれらその艱難なやみときなんぢよばはりければなんぢてんよりこれきゝ重々かさねがさね憐憫あはれみくはかれらにすくものおほあたへてかれらをそのてきよりすくはせたまへり 28 しかるにかれらはやすきうるのちまたなんぢ前󠄃まへあしことおこなひしかばなんぢかれらをそのてきすておきててきにこれををさめしめたまひけるがかれかへたちかへりてなんぢよばはりたればなんぢてんよりこれを憐憫あはれみくはへてしばしばかれらをたす〘686㌻〙 29 かれらをなんぢ律法おきてひきもどさんとしていましめたまへりしかりといへどかれらはみづかほこりてなんぢ誡命いましめきゝしたがはずなんぢ例規さだめひとのこれをおこなはばこれによりていくべしといふもの)ををか肩󠄃かたそびやかしうなじこはくしてきくことをせざりき 30 かゝりしかどなんぢとしひさしくかれらをゆるしおきなんぢ預言者よげんしやたちよりなんぢみたまをもてかれらをいましめたまひしが彼等かれらつひにみゝかたむけざりしによりかれらを國々くに〴〵民等たみどもわたしたまへり 31 されどなんぢ憐憫あはれみおほくしてかれらを全󠄃まつたくはたやさずまたかれらをすてたまふことをもなしたまはざりきなんぢ恩惠めぐみあり憐憫あはれみあるかみにましませばなり
 889㌻ 

32 されわれらのかみおほいにしてちからつよかつおそるべくして契󠄅約けいやくたも恩惠めぐみほどこしたまふおんかみねがはくはアッスリヤの王等わうたちより今日けふにいたるまで我儕われら王等わうたち牧伯等つかさたち祭司さいし預言者よげんしやわれらの先祖せんぞなんぢ一切すべて民等たみどものぞみしもろ〳〵苦難くなんちひさことたまはざれ 33 われらにのぞみしもろ〳〵ことにつきてはなんぢただしいませりなんぢなしたまひし所󠄃ところ誠󠄃實まことにしてわれらのなせしところはあしかりしなり 34 われらの王等わうたち牧伯等つかさたち祭司さいし父󠄃祖ふそなどなんぢ律法おきておこなはずなんぢもちひてかれらをいましめたまひしその誡命いましめ證詞あかしきゝしたがはざりき 35 すなはかれらはおのれくになんぢたまおほいなる恩惠めぐみうるほなんぢあたへてその前󠄃まへおきたまひしひろ膏腴󠄂ゆたかなるにありけるときなんぢつかふることを又󠄂またひるがへりて自己おのれあしわざをやむることもせざりしなり 36 鳴呼あゝわれらは今日こんにち奴隸どれいたりなんぢわれらの先祖せんぞあたへてそのうち產出なりいでものおよびそのうち佳物よきもの食󠄃くらはせんとしたまひしにてわれらは奴隸どれいとなりをるこそはかなけれ 37 このなんぢわれらのつみゆゑによりてわれらのうへたてたまひし王等わうたちのために衆多おほく產物さんぶついだすなりかつまたかれらはわれらのをもわれらの家畜かちくをもこゝろのままにいうすることをればわれらは大難たいなんうちにあるなり 38 これもろもろのことのためにわれいまかた契󠄅約けいやくたててこれをかきしるしわれらの牧伯等つかさたちわれらのレビびとわれらの祭司さいしこれにいん

第10章

1 いんおせものはハカリヤのテルシヤタ、ネヘミヤおよびゼデキヤ 2 セラヤ、アザリヤ、ヱレミヤ 3 パシユル、アマリヤ、マルキヤ、 4 ハツトシ、シバニヤ、マルク 5 ハリム、メレモテ、オバデヤ 6 ダニエル、ギンネトン、バルク 7 メシユラム、アビヤ、ミヤミン 8 マアジア、ビルガ、シマヤ是等これら祭司さいしなり 9 レビびとすなはちアザニヤのヱシユア 、ヘナダデのビンヌイ、カデミエル〘687㌻〙 10 ならびにその兄弟きやうだいシバ二ヤ、ホデヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン
 890㌻ 
11 ミカ、レホブ、ハシヤビヤ 12 ザツクル、セレビヤ、シバ二ヤ 13 ホデヤ、バニ、ベニヌ 14 たみかしらたるものはパロシ、パハテモアブ、エラム、ザツト、バニ 15 ブンニ、アズカデ、ベバイ 16 アドニヤ、ビグワイ、アデン 17 アテル、ヒゼキヤ、アズル 18 ホデヤ、ハシユム、ベザイ 19 ハリフ、アナトテ、ノバイ 20 マグピアシ、メシユラム、ヘジル 21 メシザベル、ザドク、ヤドア 22 ペラテヤ、ハナン、アナニヤ 23 ホセア、ハナニヤ、ハシユブ 24 ハロヘシ、ピルハ、シヨベク 25 レホム、ハシヤブナ、マアセヤ 26 アヒヤ、ハナン、アナン 27 マルク、ハリム、バアナ

28 そのほかたみ祭司さいしレビびともんをまもるもの謳歌者うたうたふものネテニびとならびにすべ國々くに〴〵民等たみらはなれてかみ律法おきてつけものおよびそのつまその男子むすこ女子むすめなどおよことわきまふるもの 29 みなその兄弟きやうだいたるたふと人々ひと〴〵つきしたがひ呪詛のろひくははりちかひたていはわれかみしもべモーセによりてつたはりしかみ律法おきてあゆわれらのしゆヱホバの一切すべて誡命いましめおよびその例規さだめ法度のりまもおこなはん 30 われらはこの民等たみどもわれらの女子むすめあたへじまたわれらの男子むすこのためにかれらの女子むすめめとらじ 31 この民等たみどもたとひ貨物しなものあるひは食󠄃物くひもの安息日あんそくにちたづさきたりてうらんとするとも安息日あんそくにちまたは聖󠄃せいじつには我儕われらこれをとら又󠄂またねんごとに耕󠄃作たがやし一切すべて負󠄅債ふさいゆるさんと

32 われらまたみづかれいまうけて年々とし〴〵にシケルの三分󠄃ぶんの一をいだしてわれらのかみいへようとなし 33 供物そなへのパン常素祭じやうそさい常燔祭じやうはんさいのため安息日あんそくにち月󠄃朔ついたちおよび節󠄄會せちゑ祭物そなへもののため聖󠄃物きよきもののためイスラエルのあがなひをなす罪祭ざいさいおよびわれらのかみいへもろ〳〵わざのためにこれもちゐることをさだ 34 またわれ祭司さいしレビびとおよびたみくじ律法おきてしるされたるごとくわれらのかみヱホバのだんうへたくべき薪木たきぎ禮物そなへもの年々とし〴〵さだまれるときにわれらの宗家そうけにしたがひてわれらのかみいへ納󠄃をさむるものさだ
 891㌻ 
35 かつちかひてわれらの產物なりいでものはつおよび各種もろ〳〵はつ年々とし〴〵ヱホバのいへたづさへきたらん 36 またわれらの子等こどもおよびわれらの獸畜けもの首出うひごおよびわれらのうしひつじ首出うひご律法おきてしるされたるごとくわれらのかみいへたづさきたりてわれらのかみいへつかふる祭司さいし交󠄄わた 37 われらのむぎ粉󠄃はつわれらの擧祭きよさいもの各種もろ〳〵およびさけあぶら祭司さいしもとたづさいたりてわれらのかみいへへや納󠄃をさわれらの產物なりいでもの什一じふいちをレビびとあたへんレビびとわれらの一切すべて農作のうさくまちにおいてその什一じふいちうくべきものなればなり〘688㌻〙 38 レビびと什一じふいちうくときにはアロンの子孫しそんたる祭司さいし一人ひとりそのレビびとともにあるべししかしてまたレビびとはその什一じふいちの十分󠄃ぶんの一をわれらのかみいへたづさのぼりて府庫くらもろもろのいへ納󠄃をさむべし 39 すなはちイスラエルの子孫しそんおよびレビの子孫しそん穀物こくもつおよびさけあぶら擧祭きよさいたづさへいたり聖󠄃所󠄃きよきところ器皿うつはものおよび奉事つとめをする祭司さいしもんまももの謳歌者うたうたふものなどがるところのへやこれ納󠄃をさむべしわれらはわれらのかみいへすて

第11章

1 たみ牧伯等つかさたちはヱルサレムに住󠄃すめりそのほかたみもまたくじき十にんうちよりして一人ひとりづつ聖󠄃きよきまちヱルサレムにきたりて住󠄃すましめその九にんほか邑々まち〳〵住󠄃すましめたり 2 又󠄂またすべてみづか進󠄃すゝんでヱルサレムに住󠄃すまんと人々ひと〴〵たみこれをしゆくせり

3 イスラエル祭司さいしレビびとネテニびとおよびソロモンの臣僕しもべたりし者等ものども子孫しそんすべてユダの邑々まち〳〵にありておのおのその邑々まち〳〵なる自己おのれ所󠄃有󠄃しよいう住󠄃すみをれりこのしうたふと人々ひと〴〵のヱルサレムに住󠄃すみをりしもののごとし 4 すなはちユダの子孫しそんおよびベニヤミンの子孫しそんのヱルサレムに住󠄃すめものこれなりユダの子孫しそんはウジヤのアタヤ、ウジヤはゼカリヤのゼカリヤはアマリヤのアマリヤはシパテヤのシパテヤはマハラレルのこれはペレズの子孫しそんなり 5 又󠄂またバルクのマアセヤといふものありバルクはコロホゼのコロホゼはハザヤのハザヤはアダヤのアダヤはヨヤリブのヨヤリブはゼカリヤのゼカリヤはシロニびとなり
 892㌻ 
6 ペレズの子孫しそんのヱルサレムに住󠄃すめものあはせて四ひやく六十八にんにしてみな勇󠄃士ゆうしなり

7 ベニヤミンの子孫しそんのごとしメシユラムのサル、メシユラムはヨエデのヨエデはペダヤのペダヤはコラヤのコラヤはマアセヤのマアセヤはイテエルのイテエルはヱサヤのなり 8 その次󠄄つぎはガバイおよびサライなどにしてあはせて九ひやく二十八にん 9 ジクリのヨエルかれらの監督かんとくたりハツセヌアのユダこれにふてまちをさ

10 祭司さいしはヨヤリブのヱダヤ、ヤキン 11 およびかみいへつかさセラヤ、セラヤはヒルヤキのヒルキヤはメシユラムのメシユラムはザドクのザドクはメラヨテのメラヨテはアヒトブのなり 12 殿みや職事つとめをするその兄弟きやうだいぴやく二十二にんあり又󠄂またアダヤといふものありアダヤはヱロハムのヱロハムはペラリヤのペラリヤはアムジのアムジはゼカリヤのゼカリヤはパシホルのパシホルはマルキヤのなり〘689㌻〙 13 アダヤの兄弟きやうだいたる宗家そうけちやうひやく四十二にんあり又󠄂またアマシサイといふものありアマシサイはアザリエルのアザリエルはアハザイのアハザイはメシレモテのメシレモテはイシメルのなり 14 その兄弟きやうだいたる勇󠄃士ゆうしひやく二十八にんありハツゲドリムのザブデエルかれらの監督かんとくたり

15 レビびとはハシユブのシマヤ、ハシユブはアズリカムのアズリカムはハシヤビヤのハシヤビヤはブンニのなり 16 またシヤベタイおよびヨザバデあり是等これらはレビびとかしらにしてかみいへそとことつかさどれり 17 またマツタニヤといふものありマツタニヤはミカのミカはザブデのザブデはアサフのなりマツタニヤは祈禱いのりとき感謝󠄃かんしやことばとなへはじむるものなりかれ兄弟きやうだいうちにてバクブキヤといふものかれに次󠄄つげ又󠄂またアブダといふものありアブダはシヤンマのシヤンマはガラルのガラルはヱドトンのなり
 893㌻ 
18 聖󠄃きよきまちにあるレビびとあはせて二ひやく八十四にん

19 もんまもものアツクブ、タルモンおよびその兄弟きやうだいたちあはせてひやく七十二にんありみな門々もん〳〵にありてうかがひまもることをせり 20 そのほかのイスラエルびと祭司さいしおよびレビびとみなユダの一切すべて邑々まち〳〵にありて各々おの〳〵おのれの產業さんげふをれ 21 たゞしネテニびとはオペルにりヂハおよびギシパ、ネタニびと

22 ヱルサレムにをるレビびと監督かんとくはウジといふものなりウジはバニのバニはハシヤビヤのハシヤビヤはマツタニヤのマツタニヤはミカのなりこれ謳歌者うたうたふものなるアサフの子孫しそんなりその職務つとめかみいへわざにかかはる 23 わうより命令めいれいありてこれらのことさだ謳歌者うたうたふもの日々ひびさだまれる分󠄃ぶんあたへしむ 24 ユダのゼラの子孫しそんメシザベルのペタヒヤといふものわうぞくしてたみかかは一切すべてこととりあつかへり

25 又󠄂また村莊むら〳〵とその田圃たはたにつきてはユダの子孫しそんものキリアテアルバとその郷里むらざとデボンとその郷里むらざとおよびヱカブジエルとその村莊むら〳〵住󠄃 26 ヱシユア、モラダおよびベテペレテに住󠄃 27 ハザルシユアルおよびベエルシバとその郷里むらざと住󠄃 28 チクラグおよびメコナとその郷里むらざと住󠄃 29 エンリンモン、ザレア、ヤルムテに住󠄃 30 ザノア、アドラムおよびそれ村莊むら〳〵ラキシとその田野でんやおよびアゼカとその郷里むらざと住󠄃すめかくかれらはベエルシバよりヒンノムのたにまでにてんまくはれ 31 ベニヤミンの子孫しそんはまたゲバよりしてミクマシ、アヤおよびベテルとその郷里むらざと住󠄃〘690㌻〙 32 アナトテ、ノブ、アナニヤ 33 ハゾル、ラマ、ギツタイム 34 ハデデ、ゼボイム、ネバラテ 35 ロド、オノ工匠たくみだに住󠄃すめ 36 レビびと班列くみのユダにあるものうちベニヤミンにがつせしものもありき
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第12章

1 シヤルテルのゼルバベルおよびヱシユアととものぼりきたりし祭司さいしとレビびとのごとしセラヤ、ヱレミヤ、エズラ 2 アマリヤ、マルク、ハツトシ 3 シカニヤ、レホム、メレモテ 4 イド、ギンネトイ、アビヤ 5 ミヤミン、マアデヤ、ビルガ 6 シマヤ、ヨヤリブ、ヱダヤ 7 サライ、アモク、ヒルキヤ、ヱダヤ是等これらものはヱシユアの祭司さいしおよびその兄弟きやうだいどもかしらたりき

8 またレビびとはヱシユア、ビンヌイ、カデミエル、セレビヤ、ユダ、マツタニヤ、マツタニヤはその兄弟きやうだいとともに感謝󠄃かんしやことつかさどれり 9 またその兄弟きやうだいバクブキヤおよびウンノこれ相對あひむかひて職務つとめをなせり 10 ヱシユア、ヨアキムをみヨアキム、エリアシブをみエリアシブ、ヨイアダを 11 ヨイアダ、ヨナタンをみヨナタン、ヤドアをうめ

12 ヨアキムの祭司さいし宗家そうけちやうたりしものはセラヤのやからにてはメラヤ、ヱレミヤのやからにてはハナニヤ 13 エズラのやからにてはメシユラム、アマリヤのやからにてはヨハナン 14 マルキのやからにてはヨナタン、シバニヤのやからにてはヨセフ 15 ハリムのやからにてはアデナ、メラヨテのやからにてはヘルカイ 16 イドのやからにではゼカリヤ、ギンネトン膳良にてはメシユラム 17 アビヤのやからにてはジクリ、ミニヤミンのやからモアデヤのやからにてはピルタイ 18 ビルガのやからにてはシヤンマ、シマヤのやからにてはヨナタン 19 ヨヤリブのやからにてはマツテナイ、ヱダヤのやからにてはウジ 20 サライのやからにてはカライ、アモクのやからにてはエベル 21 ヒルキヤのやからにてはハシヤビヤ、ヱダヤのやからにてはネタンエル

22 エリアシブ、ヨイアダ、ヨハナンおよびヤドアのにレビびと宗家そうけ長等ちゃうらふみしるさるまたペルシヤわうダリヨスの治世ぢせい祭司さいししかせらる
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23 宗家そうけちやうたるレビびとはエリアシブのヨハナンのまですべ歷代れきだいふみしるさる 24 レビびとかしらはハシヤビヤ、セレビヤおよびカデミエルのヱシユアなりその兄弟きやうだいたちこれと相對あひむかひてすなはかれらは班列くみ班列くみとあひむかひかみひとダビデの命令めいれいもとづきて讃美さんび感謝󠄃かんしやとをつとむ 25 マツタニヤ、バクブキヤ、オバデヤ、メシユラム、タルモン、アツクブはもんまもものにしてもんうち府庫くらうかがまもれり〘691㌻〙 26 是等これらはヨザダクのヱシユアのヨアキムの總󠄂督そうとくネヘミヤおよび學士がくしたる祭司さいしエズラのりしものなり

27 ヱルサレムの石垣いしがき落成󠄃らくせいせし節󠄄會いはひあたりてレビびとをその一切すべてところよりまねきてヱルサレムにきたらせ感謝󠄃かんしやうた鐃鈸ねうはちしつこととをもて歡喜よろこびつくしてその落成󠄃らくせい節󠄄會いはひおこなはんとす 28 こゝにおいて謳歌うた〳〵徒輩ともがらヱルサレムの周󠄃圍󠄃まはり窪地くぼちおよびネトパびと村々むら〳〵よりあつまきた 29 またベテギルガルおよびゲバとアズマウテとのよりあつまきたれりこの謳歌者うたうたふものどもはヱルサレムの周󠄃圍󠄃まはりおのれ村々むら〳〵建󠄄たてたりき 30 こゝ祭司さいしおよびレビびと潔󠄄きよめまたたみおよびもろ〳〵もん石垣いしがきとを潔󠄄きよめければ

31 われすなはちユダの牧伯等つかさたちをして石垣いしがきうへのぼらしめ又󠄂またふたつおほいなる隊󠄄くみつくまうけてこれ感謝󠄃かんしやことばとなへてならび進󠄃すゝましむすなはちそのひとつふんもんさし石垣いしがきうへみぎ進󠄃すゝめり 32 そのあとにつきて進󠄃すゝめるものはホシヤヤおよびユダの牧伯つかさ半󠄃なかば 33 ならびにアザリヤ、エズラ、メシユラム 34 ユダ、ベニヤミン、シマヤ、ヱレミヤなりき 35 又󠄂また祭司さいしともがら數󠄄人すうにん喇叭らつぱふき伴󠄃ともなふありすなはちヨナタンのゼカリヤ、ヨナタンはシマヤのシマヤはマツタニヤのマツタニヤはミカヤのミカヤはザツクルのザツクルはアサフのなり 36 またゼカリヤの兄弟きやうだいシマヤ、アザリエル、ミラライ、ギラライ、マアイ、ネタンエル、ユダ、ハナニありてかみひとダビデの樂器がくきとれ學士がくしエズラこれにさきだつ
 896㌻ 
37 しかしてかれいづみもんただちに進󠄃すゝみて石垣いしがきのぼりぐちおいてダビデの城󠄃しろ段階だんかいよりのぼりダビデのいへ`うへ過󠄃すぎひがしかたみづもんいたれり

38 またいま一隊󠄄ひとくみ感謝󠄃かんしやするものかれらにむかひて進󠄃すゝわれたみ半󠄃なかばとともにそのあとしたがへりしかしてみな石垣いしがきうへかまど戌樓やぐらうへ過󠄃すぎ石垣いしがきひろところにいたり 39 エフライムのもんうへ通󠄃とほふるもん過󠄃うをもんおよびハナニエルの戌樓やぐらとハンメアの戌樓やぐら過󠄃すぎひつじもんいたひとやもんたちどまれり 40 かくて二隊󠄄ふたくみ感謝󠄃かんしやするものかみいへにいりてたてわれもそこにたち牧伯等つかさたち半󠄃なかばわれとともにありき 41 また祭司さいしエリアキム、マアセヤ、ミニヤミン、ミカヤ、エリヨエナイ、ゼカリヤ、ハナニヤ喇叭らつぱとり 42 マアセヤ、シマヤ、エレアザル、ウジ、ヨナハン、マルキヤ、エラム、エゼルこれともにあり謳歌うたうたふものこゑたかくうたへりヱズラヒヤはその監督かんとくなりき 43 かくしてそのみなおほいなる犧牲いけにへさゝげて喜悅よろこびつくせりかみかれらをしておほいよろこびたのしませたまひたればなり婦󠄃女をんな小兒こどもまでも喜悅よろこびこれをもてヱルサレムの喜悅よろこびこゑとほくまできこえわたりぬ〘692㌻〙

44 その府庫くらのすべてのへやつかさどるべき人々ひと〴〵えらびて擧祭きよさいしなはつものおよび什一じふいちなど律法おきてさだむるところの祭司さいしとレビびととの分󠄃ぶん邑々まち〳〵田圃たはたしたがひてとりあつめてすべてのへやにいるることをつかさどらしむ祭司さいしおよびレビびとたちつかふるをユダびとよろこびたればなり 45 かれらはかみ職守つとめおよび潔󠄄齋きよめごと職守つとめつと謳歌者うたうたふものおよびもんまもものしかみなダビデとそのソロモンの命令めいれい 46 在昔むかしダビデおよびアサフのには謳歌者うたうたふものをさ一人ひとりありてかみ讃美さんび感謝󠄃かんしやをたてまつることありき 47 またゼルバベルのおよびネヘミヤのにはイスラエルびとみな謳歌者うたうたふものもんまももの日々ひび分󠄃ぶんあたへまたレビびともの聖󠄃別きよめあたへレビびとまたこれを聖󠄃別きよめてアロンの子孫こらあた
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第13章

1 そのモーセのふみよみたみきかしめけるにそのなかしるしてふアンモニびとおよびモアブびと何時いつまでもかみくわいいるべからず 2 かれらパンとみづとをもてイスラエルの子孫ひと〴〵迎󠄃むかへずして還󠄃かへつこれのろはせんとてバラムをやとひたりしがゆゑなりかゝりしかどもわれらのかみはその呪詛のろひかへ祝福めぐみとなしたまへりと 3 衆人ひと〴〵この律法おきてきゝてのちまじりたるたみこと〴〵くイスラエルより分󠄃わかはなてり

4 これよりさきわれらのかみいへへやつかさどれる祭司さいしエリアシブといふものトビヤと近󠄃ちかくなりたれば 5 かれのためにおほいなるへやそなそのへや元來もと素祭そさいもの乳󠄃香にうかう器皿うつはものおよびれいによりてレビびと謳歌者うたうたふものもんまも者等ものなどあたふる穀物こくもつさけあぶら什一じふいちならびに祭司さいしあたふる擧祭きよさいものおきところなり 6 當時そのころわれヱルサレムにをらざりきわれはバビロンのわうアルタシヤスタの三十二ねんわう所󠄃ところ往󠄃ゆきたりしが數󠄄日すうじつのちわういとまこひ 7 エルサレムにきたりエリアシブがトビヤのためになしたる惡事あしきことすなはちかれがためにかみいへ庭󠄄にはひとついへそなへしこと詳悉つまびらかにせり 8 われはなはだこれをうれひてトビヤのいへ器皿うつはものをことごとくそのへやよりなげいだし 9 やがめいじてすべてのへや潔󠄄きよめさせしかしてかみいへ器皿うつはものおよび素祭そさい乳󠄃香にうかうなどをふたゝ其處そこたづさへいれたり

10 われまたしらしにレビびとそのうくべき分󠄃ぶんあたへられざりきこのゆゑその職務つとめをなす所󠄃ところのレビびとおよび謳歌者うたうたふものなど各々おの〳〵おのれのはたはしかへりぬ 11 こゝにおいてわれ何故なにゆゑかみいへすてさせしやといひ牧伯等つかさたちなじやがてまたレビびとまねあつめてそのゆゑ所󠄃ところたゝしめたり〘693㌻〙 12 かゝりしかばユダびとみな穀物こくもつさけあぶら什一じふいち府庫くらたづさきたれり 13 そのときわれ祭司さいしシレミヤ學士がくしザドクおよびレビびとペダヤを府庫くら有󠄃司つかさびととしこれにマツタニヤのザツクルのハナンをそへくらをつかさどらしむかれらは忠信まめやかなるものおもはれたればなりそのつとめ兄弟きやうだいたち分󠄃わかち配󠄃くばるのことなりき 14 わがかみ此事このことのためにわれ記念おもひたまへわがかみいへとその職事つとめのためにおこなひし善事よきわざぬぐさりたまはざれ
 898㌻ 

15 當時そのころわれしにユダのうちにて安息日あんそくにち酒榨さかぶねものありむぎたばもちきたりて驢馬ろば負󠄅おはするありまたさけ葡萄ぶだう無花果いちじくおよび各種さまざま安息日あんそくにちにヱルサレムにたづさへいるるありわれかれらが食󠄃物くひものひさぎをるかれらをいましめたり 16 彼處かしこにまたツロの人々ひと〴〵住󠄃すみをりしがうをおよび各種さまざま貨物しなものたづさへいりて安息日あんそくにちにユダの人々ひと〴〵これひさぎかつヱルサレムにて商賣あきなひせり 17 こゝにおいてわれユダのたふと人々ひと〴〵なじりてこれなんぢなんこのあしことをなして安息日あんそくにちけがすや 18 なんぢらの先祖せんぞかくおこなはざりしやわれらのかみこれがためにこの一切すべて災禍わざはひわれらとこのまちとに降󠄄くだしたまひしにあらずやしかるになんぢらは安息日あんそくにちけがして更󠄃さらおほいなる震怒いかりをイスラエルにまねくなりと

19 しかして安息日あんそくにち前󠄃まへヱルサレムの門々もん〳〵暗󠄃くらくならんとするころほひにわれめいじてその扉󠄆とびらとぢさせ安息日あんそくにち過󠄃すぎさるまでこれひらくべからずとめいわがしもべ數󠄄人すうにん門々もん〳〵おき安息日あんそくにちたづさへいるることなからしめたり 20 かゝりしかば商賣あきうどおよび各種さまざましな者等ものども一二いちにくわいヱルサレムのそと宿やどれり 21 われこれをいましめてこれになんぢ石垣いしがき前󠄃まへ宿やどるはなんぞや汝等なんぢらもしかさねてしかなさばわれなんぢらにをかけんと其時そのときよりのちかれ安息日あんそくにちにはきたらざりき 22 われまたレビびとめいじてその潔󠄄きよめさせきたりてもんまもらしめて安息日あんそくにち聖󠄃きよくすわがかみわがために此事このこと記念きねんなんぢおほいなる仁慈いつくしみをもてわれあはれみたまへ

23 當時そのときわれアシドド、アンモン、モアブなどの婦󠄃女をんなめとりしユダヤびとしに 24 その子女こどもはアシドドの言語ことば半󠄃なかばまじへてひユダヤの言語ことばいふことあたはず各國くに〴〵言語ことばまじもち 25 われ彼等かれらなじりまたののしりそのうち數󠄄人すうにんちそのかみさしちかはしめてなんぢらはかれらの男子むすこにおのが女子むすめあたふべからず又󠄂またなんぢらの男子むすこあるひはおのれ自身みづからのためにかれらの女子むすめめとるべからず
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26 これらのことについてイスラエルのわうソロモンはつみたるにあらずやかれがごときわう衆多おほく國民くにびとうちにもあらずしてかみあいせられしものなりかみかれをイスラエル全󠄃國ぜんこくわうとなしたまへりしかるになほ異邦󠄆ことくに婦󠄃女等をんなどもはこれにつみをかさしめたり〘694㌻〙 27 されなんぢらが異邦󠄆ことくに婦󠄃女をんなめとりこの一切すべてたいあくをなしてわれらのかみつみをかすを我儕われらゆるおくべけんや

28 祭司さいしをさエリアシブのヨイアダの一人ひとりはホロニびとサンバラテの婿むこなりければわれこれを逐󠄃出おひいだしてわれはなれしむ 29 わがかみかれらは祭司さいしつとめけが祭司さいしおよびレビびと契󠄅約けいやくそむきたりかれらのことを忘󠄃わすれたまふなか

30 われかく人衆ひと〴〵潔󠄄きよめて異邦󠄆ことくにものこと〴〵すてしめ祭司さいしおよびレビびと班列くみたて各々おの〳〵その職務つとめ服󠄃ふくせしめ 31 また人衆ひと〴〵をして薪柴たきぎ禮物そなへものをそのさだまるときさゝげしめかつはつものたてまつらしむわがかみわれおも仁慈いつくしみをもてわれあしらひたまへ〘695㌻〙
 900㌻